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トワイライト 上 その1 [読書]

母の再婚によって、太陽と焼け付くような熱気にあふれた大都会フェニックスから、全米一雨の多い、いつも雲に囲まれたちっぽけな町フォークスで、父と二人で暮らすことになったベラ。人と付き合うこと、干渉されることが苦手で、ひとりで過ごす時間が大切、「嵐ヶ丘」「ロミオとジュリエット」を愛読するベラにとって、新しい高校で目にしたカレン5人兄妹は興味を引かれる対象として充分すぎるほどだった。
全員が、ベラの愛するロマンチックな年代小説に出てきてもおかしくないほどの旧式の名前を持ち、何より、外見重視のベラには圧倒的な美しさと優雅な身のこなし、超然とした雰囲気に視線を向けずにはいられなくなる。平凡な田舎の高校生の中にあって 明らかに孤立した存在で不思議な空気感が漂っている。一番年下らしい一番きれいな男の子と視線が合う。ベラの女友達 ジェシカの声が聞こえたかのようにひっそり微笑む彼の名前は-エドワード・カレン。
その彼と生物の教室で、たまたま隣同士の席になってしまう。そして、なぜか明らかに初めから嫌われる。臭いものでも嗅いだみたいに顔をそむけられ、身体をギリギリに離して座られ、嫌悪に満ちた冷たい目でにらみつけられる。
意味もわからないまま、涙をこらえながら、頑丈な鉄の固まり、愛車ピックアップに乗って家になんとかたどりつき、納得のいかない態度と、そのきれいな顔に浮かぶ激しく冷たい視線が頭から離れず、眠れない一夜を過ごすベラの転校第一日目が終わった。


  ベラが灼熱の太陽が好き、っていうのはなんか想像できない。でもまあ、カラっとサラっと肌にまとわりつかない感じが良いいんだろうな。ベラは寒がりだしね。雨で衣服がベタっとはりつくのも嫌なものだもの。でも、雨と霧の町、フォークスってなんかロマンチックに聞こえるし、ほんとエドワード達カレン一族には住みやすい所なんだよね。 ベラとエドワードの初めての出会いは、悲惨だった。そこにエドワードのどんな苦しみや葛藤があったかなんて知る由もないしね。でも、きっと納得がいかなくて、余計引き付けられそう。映画のこの理科室の場面、何度も見てしまう。エドワードの目、思わずベラが自分の髪の匂いを嗅ぐところ、大好きです。
トワイライト 上 (ヴィレッジブックス)


トワイライト 下 (ヴィレッジブックス)


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